三田大生(みたたいき)は入門から、しばらく顔を見せていませんでしたが、それは大学時代に負った膝のケガの手術と治療をしていたからでした。3月の入門から6か月が経過し、初土俵の秋場所では幕下最下位からスタートしましたが、
秋場所では6勝1敗という、好成績を残して二子山部屋の中でも最高の成績をたたき出しましたね。
九州場所では番付も東幕下二十八枚目と一気に上昇して新十両昇進も近づいてきました。
三田大生はスピード、パワー、いなしなど小兵力士でありながらバランスの取れた相撲で巨漢力士にも十分な対応が目立ち、相撲のレベルは幕内レベルといってもよさそうな相撲を見せてくれました。ただ、気になることは大学時代の膝のケガは完治できたのか、再度痛めることはないかということですね。
三田大生の二子山部屋入門の理由、
ケガの具合や、今後目指す力士について紹介いたします
この記事でわかること
- 三田大生の父親について
- 三田大生の相撲のきっかけ
- 幼少期からの生田目との関係
- 高校大学時代の成績
- 関取昇進までの時間
- 三田大生が目指す力士像
について解説していきます。
三田大生は入門時に話していた軽量ながら大きな力士を倒して
観客を沸かせる相撲がとりたいと話していましたが、初土俵でも見せてくれました
目指す力士とはいったい誰なのでしょうか?それも入門時から語っていましたね
令和6年秋場所の結果と凄かった成績はこちらからどうぞ!
二子山部屋の三田大生の現在!秋場所に注目!速攻相撲の技や馬力に感動
三田大生が二子山部屋に入門
2024年3月、近畿大学から、三田大生が
大相撲入門を決意して、二子山部屋に入門しました
三田大生は元大関、雅山の二子山親方が師匠を務める二子山部屋へ
入門することしか考えていませんでした
その理由は、
二子山親方と三田の父親とは、栃木県にいた中学時代から面識が
ありました
だから、二子山親方の目には、将来必ず力士として、活躍し、出世する
光るものが三田にあって、一目置いていたのです
そして、
三田が二子山部屋に入門した経緯として、中学から大学まで
二子山親方がずうーと長い間、
「プロ入りするなら、俺の部屋に入って来いよ」
という風に
声を掛けていましたので、三田は、
「大相撲に入門するなら、ここだ」
と決めていたからだと話していたのです。
三田の父親とは
三田たいきの父親は三田尚紀さんといい、相撲経験者でした
地元の栃木県立黒羽高校出身でインターハイに出場した経験もあり、
ベストエイトに入ったこともあるのです
三田尚紀さんは、「大田原修志館」という、小学生向けに
相撲道場を運営されていて、二子山部屋の恵雅、当時は、小野寺悠斗は、
若草中学で相撲部の監督もされていた尚紀さんが紹介して入門したのでした
三田は兄のゆうがさんと、小学一年生から相撲に取り組んできたのです
三田大生の父親は相撲道場運営!栃木の相撲発展に大活躍・実績と三田大生の成績
生田目と幼友達
三田は二子山部屋の所属する力士で、この度新十両昇進を果たした
なばためとは小学校の時から友達で、相撲を取っていて、
プロで相撲を取る生田目に、刺激を受けていたのです
三田は自分と出身地が同じ、栃木県出身の力士が4人在籍する
二子山べやに入門することについて、
「栃木県の力士として、一人前の力士になりたい」
と強い志を語りました。
生田目をはじめ、 相馬 小滝山 恵雅
の4人が栃木県出身なのです
三田はすでに高校時代に世界一に輝いていた
2019年10月13日
三田は高校3年生で世界ジュニア選手権 中量級
で優勝というビッグタイトルを獲得し、
栃木県立黒羽高校時代に
スポーツ部門で栃木県から表彰されています
高校二年の時に、外国選手にまわしを取られて
負けてしまったことから、絶対にまわしを取らせないように
鍛えました
幕内力士では、当時炎鵬関が小柄ながらも、大きな力士に勝って
いるので見習いたいと話していました
近畿大学相撲部では、
第96回西日本学生相撲選手権大会に優勝するなど、
輝かしい成績を勝ち取りました
三田の相撲は速攻相撲
三田の持ち味は、スピードを生かした突き押し相撲なのです。
さらにこれに加え、
身長173cm 体重120kgと、小柄な体格ながら大きな相手に
立ち向かう勇ましさが武器なのです
2023年のインカレの団体決勝では、185cm、160kgと
自分に不利な相手に対して、引けをとらない相撲を取り、
土俵際にて相手の攻めを避けて、送り倒しで逆転するという相撲の
技術も兼ね備えているのです
大相撲の舞台でどのような相撲を見せてくれるのか、愉しみです
三田が目指す力士とは?
三田は大相撲で、現在活躍している憧れの幕内力士として、
自分と同じスピード相撲で、前捌きの巧さがある幕内の若隆景を
挙げていますね
「前捌き」とは、
相手の腕、(かいな)を「絞り・てぐり」ながら相手が有利な形に
させない守りの意味の他に、相手の腕を切りながら、
まえみつをとって頭をつけるなど、攻めの体制に入ることを言います
ようするに、
相手の得意の攻めをかわしながら,先手をとって自分が有利に
相撲を取ることです
立ち合いでは、両力士が互いに相手の手をはね返して、
差し手争いをするのですが、腰を低くし,肘を横腹につけたまま,
手先を相手の下からはね上げるように使うということです
若隆景は、そのあたりがとてもうまくて、人気相撲解説者の北の富士から、
千代の富士の再来だとも、言われたことがある速攻相撲では定評がある力士です
小柄な体格ですが、おっつけが得意で三役経験者で優勝経験も
あります
三田は自分の将来なるべき姿を自覚しているのです
三田は8月に新弟子検査を受検!
三田は2024年1月に手術した左膝の治療を優先するため、
入門会見の時には、
じっくり治すことを優先に9月8日初日の秋場所、
または、11月11日初日の九州場所での初土俵を目指す
ということでした
初土俵は2024年の秋場所になりましたね
二子山親方は、
「一番は、あせってほしくない。けがした部分以外を
鍛えていけば、休んで努力した分はしっかり返ってくると思っている」
と大きな期待をかけているのです
そして、今回日本相撲協会は8月29日に新弟子検査を受ける力士がなんと、一人だけだということを発表しました
その名は、三田大生ただ一人なんです
三田は秋場所で初土俵!2年で関取昇進
そして、いよいよ三田は9月の秋場所で初土俵を踏むことになり、
幕下最下位格付け出しの資格で角界デビューすることになりました
秋場所に新たな大物新人が登場しl、二子山部屋の親方には、絶大な期待をされていましたが、
結果は素晴らしい成績を見せてくれましたね。これからどんどん実力を発揮してくれるでしょう。
九州場所での活躍が楽しみでなりません
近畿大学の同期の山崎勝磨同様、三田は2年で関取に上がると宣言していましたが、今の調子でいけば、来年中には新十両昇進を果たせるかと思いますね。
三田は、
「体が小さいので、大きい力士を倒して会場を盛り上げられる
ような力士になりたい」と話していたのですが、確かに秋場所では速攻相撲で先手必勝立ち合いから前に出ていく相撲が目立ち自分の相撲をしっかりとれていました。
十両、幕内の相撲を早く見たいものです
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/694331b4ef491e8b8bda77cb767f0cd491bf4842
プロに入る以上、白星を積み重ねなければ上に上がることはできません
厳しい世界へ足を踏み入れることになるのは間違いないが、
これまでの学生相撲で培ってきた経験を生かして、大きく成長して
ほしいですね
三田は、自分を支えてきた家族や友人に恩返しを果たすため、
角界では、二子山親方の期待を背負っての入門、
今まで以上に羽ばたくため、苦労を乗り越えた先には
輝かしい栄光が待っているはずです
立浪部屋に入門した近畿大学で三田と同期の山崎は、四股名が
大花竜 勝磨、として、一足先に
三段目最下位格付出で、5月に初土俵を踏み、五月場所では
6勝1敗の好成績で2年以内の関取を目指して幸先の良い
スタートを切っている
三田の相撲は小兵力士なのでまわしを取られないように速攻相撲が持ち味です。
今は九州場所に向けて稽古に全力で挑んでいくことでしょう。焦らなくてよいから、
ケガはしっかり治療してケガのないように最高のパフォーマンスを発揮してほしいものです。
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