お相撲さんは一般の人と比べて身長も体重も大きいので着る服も食べる量も大きくなりますね。
お相撲さんの普段の生活で気になることの一つにお相撲さんはトイレってどうしているんだろうというかどんなトイレに入るのかなあ?っていう疑問が浮かびました。
見るからにとても大きな体なので普通の便座でもサイズは大丈夫なのか?体重で便器が壊れることはないのかなあ、などということが気になりますよね。
お相撲さんは体重が100キロ以上で重い人は200キロ以上のお相撲さんもいますのでトイレの構造も一般のトイレでは小さすぎて腰掛けるのも困ってしまうのではないでしょうか。
それに、お相撲さんは身体が大きくて太っているから拭くのにお尻に手が届くのでしょうか?
自分でお尻拭けるんだろうか?などと疑問点がいくつか出てきます。
そこで今回は
- お相撲さんのトイレ事情いろいろ
- お相撲さんはお尻拭けるの?拭けないの?
- お相撲さんはまわしをつけたらトイレいけない?
- 力士用トイレについて
- 大きいサイズの便器は何キロまで?
- 両国国技館の力士用トイレ
について解説していきます。
お相撲さんのトイレ事情いろいろ
お相撲さんは身体が大きくて太っているからトイレでも一般の便器だと小さくて困るんではないかときになりますので調べてみました。股、身の回りを世話してくれる付き人もいるので、お尻まで拭いてくれるのか?と思うのですが、そこまではさすがに付き人でも、嫌ですからしません。
それから一番気になるのは一般の人でも狭く感じる飛行機のトイレに入ることはできるのでしょうか?海外に飛行機で出かけるときにはあるはずなので調べてみました。
お相撲さんはお尻拭ける?拭けない?
お相撲さんは相撲部屋に入門するとまず、基本的なことを学ぶのですがその中に四股を踏み、股割り、そんきょを覚えます。
中でも、股割りは足を180度開いて顔が地面につくくらいに体をほぐします。
引用元:https://www.city.moriya.ibaraki.jp
その理由は、相撲では股関節を柔軟にして怪我を防ぐことを目的に行う準備運動なのです。
このように、お相撲さんの身体はとても柔らかいので、トイレでお尻を拭くくらいのことはできます!
拭けないなんていうのは、素人の判断でただのの思い込みなんでしょう。
あの、体重が275kgの小錦関はどうだったかというと普通の人はお尻を拭くときは手を後ろに回すのですが小錦関の場合はさすがに後ろには回せませんので前から手をお尻の下に回して拭いていました。
飛行機の機内ではあらかじめ水分を控えて搭乗していましたが、ある時は辛抱しきれなくて着物や下着を脱いでパンツ一枚になってトイレに無理やり飛び込んだというエピソードもあります。
引用元:『昭和平成 大相撲名力士100列伝』(塩澤実信、2015年)
引用元:https://sumo-sekai.com/mamechishiki/1326/
でも、最近は車いすのままへ入れる機内トイレも出てきているようなのでジャンボサイズの力士にとっては朗報ですね。
お相撲さんはまわしをつけたらトイレいけない?
お相撲さんはまわしをつけた時にトイレに行きたくなったらどうするのかなあ?ってことも余計なお世話かもしれませんがきになります。
力士のまわしって普通7~8メートルの長さがあるし、外すのも時間かかりそうで間に合うのかなあ?
なんて心配してしまいますけど、調べてみたら、ちゃんと取り外すことができるんですね!
まわしには「前袋」というものがあって、これを左右の手で親指を入れて緩めて外すと股の下からお尻の割れ目にかけてのまわしが取れるのでそれを肩にかけるなどして、用を足すことができるのです!
お相撲さんのまわしはこのようなしくみなので、尿意や便意がきたら、辛抱する必要はありません。
このような感じで外せます。
引用元:ヤフー知恵袋
力士用トイレについて
お相撲さんのトイレと一般のトイレのサイズの違いは?大きさがやはり大きめにできていますから、お尻の大きなお相撲さんでも安定して座ることができるのです。小さすぎて便座からずり落ちることはないはずです。
引用元:
https://jp.toto.com/tips/tidbit/toilet/024.htm
TOTOミュージアムで体感できる!
衛生陶器の大手メーカーのTOTOには幼児用から一般用、力士用トイレを実際に見ることや座ることができます。
写真撮影も可能なので大きさを実際に目で見て座ってみて体験ができますので見学に行かれるのも良いですね。
このように、力士専用の便器の展示がしてあって撮影や実際に座ってみることもできます。
TOTOミュージアム
開館時間10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日月曜・夏期休暇・年末年始入館料無料 ※団体(20名以上)
〒802-8601 北九州市小倉北区中島2-1-1
https://jp.toto.com/museum/
大相撲さんは飛行機のトイレ入れる?
大相撲で一番大きな力士はご存じの小錦関ですよね。
私たち一般の人でも飛行機のトイレは窮屈に感じる飛行機のトイレですがお相撲さんはどうやって入るのか?気になりましたのですが、トイレに入るときには相撲関係者の人が衝立代わりになってあげてドアは開けっ放しで入ります。
小便の時は前向きで入り後ろから出てきます。
大便の時は後ろから入って前から出てきます。
つまり、機内のトイレ内では狭すぎて体の向きが買えることができないんです。
という事でお相撲さんは一人では飛行機には乗れないし、座席も2席使わないと座れません。
でも、130キロくらいの力士ならエコノミーでも座ることができるので200キロ以上の力士のことですね。
航空会社では長距離の場合はポータブルトイレを準備してくれることもあります。
大きいサイズの便器は何キロまで?
大きなお相撲さんが乗っても大丈夫な便器は私たち一般の人が座るとお尻からドボーンと落ちてしまうほど大きいのです。
この写真は幼児用便座と一般用便座と力士用便座の違いが分かるものですがこうやってみると大きいのがわかりますよね。
そして、力士専用の便器の耐荷重は300キロということで大相撲の力士の体重では300キロオーバーの大相撲さんはいないという設計で造られています!
両国国技館の力士用トイレ
東京両国国技館の中にはお相撲さんが使いやすいサイズの洋式トイレが完備されています。建築当時から設計に組み込まれていたようで固定する穴の数もたくさんあってしっかり固定されているのです。
幅が5cm、長さが7cmも大きいものになっています。また、100kgを軽く超える力士の体重に耐えられるように頑丈な仕様になっています。
引用元:https://ameblo.jp/toto-suisai-plaza/entry-12195679498.html
一般の便器と比べて値段は?強さは?
便器のメーカーと型式
メーカーはTOTOで型式はCZ-432
お値段は12万円程度だという事です。
相撲関係者でなくてもだれでも購入できます。
まとめ
お相撲さんは専用の大きめの便器が製造されていることがわかりました。
両国国技館では力士専用のトイレがあることもわかりました。
また、お相撲さんはお尻が拭けないというのは知らない人の思い込みであることもわかりました。
柔軟性のある力士がお知りに手が届かないわけないですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。