2020年から休場が続く横綱の白鵬ですが2021年3月場所は2月に両国国技館での合同稽古にも参加して阿武咲と30番相撲をして20勝10敗という結果で順調なコンディションでしたね。
また、幕内在位連続100場所も達成することになり、これは史上2人目の大記録になりました。さすが、名横綱白鵬ここにあり!ですね。
2021年3月場所では元気な白鵬の姿が見ることができるので私は待ちに待った横綱の登場に観客同様にとても楽しみに期待しています。
白鵬は2020年の1月場所は途中から休場で1勝3敗11休、9月 11月 2021年1月場所と3場所すべて休場となり、まさか引退なのかと心配しましたよ。
今までの記録からすると3連続の休場は初めてで引退の予感も感じましたし、2021年1月には新型コロナウイルスに感染しての休場もあったばかりで引退か?という声も出ていましたので心配しました。
白鵬の年齢は2021年3月で36歳になります。全盛期と比べればやはり、体力も落ちてきています。
2020年1月のインタビューでは次のように答えています。
「今まで土俵で戦った力士が今は親方ですからね。(自分も)親方になってから弟子を育てて、相撲界に恩返ししたい」と引退後のことを語っていました。
それと白鵬は「銀座でガラス張りの相撲部屋を建てたい」と計画しているのでファンとしてはすごく楽しみです。
引退後の予定は決まっているのですが、引退は具体的にいつなのか?
相撲部屋を本当に持てるのでしょうか。
ファンとしては強い横綱の白鵬がいなくなるというのは場所も寂しくなってしまうのが残念でなりません。
でも、相撲ファンとしては白鵬がどんな強い弟子を育てるのかも楽しみですね。
そこで、白鵬の引退時期はいつなのか?今までの休場理由や回数は?
相撲部屋を持つために白鵬に必要な年寄株についてやプロフィール、家族について紹介していきます。
この記事は
- 白鵬の引退はいつ?
- 年寄株とは
- 白鵬は年寄株を持てるのか?
- 白鵬のプロフィール
- 白鵬の家族写真
- 白鵬の休場理由<
- 白鵬の休場回数
について解説します。
白鵬は引退した後は相撲部屋をもち、親方になるために日本国籍を取ったのですが、現在は年寄株がないのです。元横綱は株がなくても引退した後の5年間は日本相撲協会に親方として在籍することができます。
しかし、そのあと日本相撲協会に残り、相撲部屋を持って親方として務めるとなると何としても年寄株がないと資格がなくなって廃業してしまうのです。
白鵬か親方になってどんな弟子を育てていくのかはファンとしては楽しみなんですが
その資格が年寄株という事なので手に入れてほしいところです。
実際に白鵬の引退はいつするんでしょうね。
そのあたりを解説していきますね。
白鵬の引退はいつ?
白鵬の引退は2022年8月
体力的にはまだまだ続けられるように見えますが問題なのは引退後に親方になる資格である年寄株を手に入れることができるのかが一番の悩みなのでしょう。
宮城野親方(元前頭竹葉山)は生年月日が1957年8月21日(63歳)63歳。来年2022年8月に65歳で定年を迎えますが、再雇用制度を利用して70歳まで親方を続けるそうです。
白鵬が年寄株を取得するなら、今のところ、宮城野親方から取得するしかないでしょうから白鵬は2022年の8月までは横綱を現役で続けてから引退して自分の四股名で年寄株を維持しておいて宮城野親方が70歳になってから年寄株を譲ってもらうしかありません。
白鵬の引退はずばり、2022年8月でしょう。
白鵬が引退しない理由
また、白鵬が引退しない理由として
一代年寄の資格が欲しいけど、認めてもらえない!
それなら、師匠の年寄株が欲しいから師匠が年寄株を譲ってくれるタイミングを待ち続けるというものです。
師匠の親方の後を継ぐというのが本筋なのですが、
現在63歳の宮城野親方(元前頭・竹葉山)が、65歳の定年時に自分の株を白鵬に継がせるのが通常の筋道なのです。
ところが、宮城野親方は定年後も、再雇用制度を使って70歳まで協会に残るといってますから白鵬には年寄株はすぐには与えてもらえないのです。
横綱引退したら5年間のカウントダウンがはじまってしまうのです。
だから、宮城野親方が65歳になるまでは最低横綱でないといけなくなるのです。
つまり、今、白鵬が引退しない理由は今引退したら宮城野親方が69歳の時には白鵬は白鵬自身の年寄株の期限が来て相撲協会から追放されてしまうからです。相撲部屋も持てなくなるからです。
最低でもあと、2022年8月までは横綱でいないといけないのです!
これはあくまで、宮城野親方が 70歳で白鵬に年寄株を譲ることを許可してくれる前提での計算なのですが!
白鵬の引退理由
白鵬は2021年の3月で36歳になります。
千代の富士の引退年齢は35歳でした。
白鵬が今後引退する理由と言えば
体力低下 怪我が多い というところでしょう。千代の富士は「体力の限界」といってすぐに引退しましたね。
幕内優勝を44回ですから実績は十分達成していますので年齢的にもそろそろ引退時期ではないでしょうか。怪我や休場の回数も増えてきているので白鵬もしんどい中を必死で横綱の地位を守ってきたのだと思うのです。
引退理由としては体力の衰えと怪我の状況が良くない体調不良ということです。
年齢的にも避けられないものがありますから
あとは、白鵬自身のやる気だけでしょう。
年寄株とは
先ほどから述べている白鵬の引退時期なんですが年寄株が入手できるかどうかで決まります。そこでまず、年寄株とは何なのか詳しいことが説明してなかったので年寄株について説明しますと、
年寄株とは力士が引退した後に日本相撲協会の役員として籍を残すことができる権利
という意味になります。
そして、引退後に親方として相撲部屋を持つための権利でもあるのです。
「年寄名跡」(としよりめいせき)とか親方株とも言われていてこれがないと引退した後に親方にもなれないし、相撲の世界から存続できなくなるので一番重要ななくてはならない権利といえますね。
つまり、親方や相撲部屋を経営していくのに必要な免許証のようなものですね。
白鵬は年寄株を持てるのか?
横綱白鵬は引退後は相撲部屋の親方になりたいと希望しているので引退するには年寄株を取得する準備が整わないといけないですね。
現在の白鵬の状況はどうなのか? 調べてみました。
白鵬は2019年9月に日本人の国籍を取ることができたのですが年寄株を手に入れるめどが立っていないようなのです。引退したら相撲協会には5年しか残ることができないので白鵬は何としても年寄株ががほしいのです。
白鵬は幕内優勝回数が一代年寄の与えられる条件である幕内優勝20回をはるかに超えている44勝なのですがなぜ認められないのでしょうか。
一代年寄が与えられれば年収は2000万円台の報酬があるのでさすが最高幹部ですね。
(一代年寄の意味は引退後生涯四股名のまま年寄株が与えられるというもの)
白鵬は一代年寄になれない理由
白鵬は横綱としての活躍とたくさん実績を上げているので一代年寄の資格を望んでいるのですが日本相撲協会側は認めるつもりはないのです。
その理由は、入門から長期間モンゴル国籍のままであったため、日本国籍であった時間が短すぎるという事で年寄株が持てないのです。
もっと早く日本人の国籍を取得しておけばよかったのに残念です。あの朝青龍もそれで年寄株がもらえなかったのでした。
また、横綱としてのマナーや品格という面からみて白鵬はマナーが悪いと思われてしまっているのかもしれません。
それは、白鵬が立ち合いのことで審判に文句を言って厳重注意をされたことがあったんです。
詳細は以下の通り
2017年11月23日
白鵬関は関脇嘉風関戦の立ち合い後「待った」と判断し力を抜いた。しかし立ち合いは成立しており、寄り切られた。敗れた後は土俵下で物言いを要求し、土俵に戻った後もしばらく引き下がらないなど品格を欠く振る舞いだった。
引用元:https://www.nikkei.com
この後白鵬は審判部に謝罪したが八角理事長(元横綱北勝海)は報告を受け「39回も優勝をしているが、まだ修行の身ということだ」と言われてしまいました。
1度の誤りでも日本相撲協会から品格という面で認めてもらえないようなことになってしまい、残念でなりません。
サッカーならレッドカードで退場になるし、野球でも審判に罵声を浴びせても退場と罰金くらいで済むのに相撲の世界は文句をいうと親方もさせてもらえないなんて少し厳しすぎるような気もします。
相撲道というくらい礼儀や作法を大切にする日本の国技である以上そのあたりのけじめはきっちりとさせられるのかもしれないですね。
相撲界にとっては白鵬のような横綱は宝ではないかと思いますがそのあたりの評価はどうなんでしょうか?
何とか許してあげる措置はないのでしょうか。
また、立ち会いで遠藤にプロレスのエルボーのような、かち上げ 顔面の張り手など勝ち方が反則行為ではないのですが相撲協会から良く思われていないのも原因の一つかもしれません!
引用元:https://www.sankei.com
という事でしょう。
一代年寄に認めてもらうには日本国籍が一定の期間持っていないと認めてもらえないのです!
それと品格という面でも一度嫌われてしまうと難しいみたいです。
白鵬は年寄株を取得できるのか?
年寄株の資格を手に入れるには年寄資格審査委員会で過半数の承認されないと年寄株はいただけないのです。
以前は個人売買ができた時もあったようですが現在は日本相撲協会が管理しているのでそれは不可能です。
白鵬は現役時代から炎鵬や石浦をスカウトして弟子として引退後には自分が親方になり、相撲部屋を持つ準備をしてきたのでファンとしては夢をかなえさせてあげたいところなんですが、
白鵬は何度も休場しても引退したくないのは横綱を引退したら、5年後には日本相撲協会を追放されてしまうので少しでも年寄株が手に入るまでは横綱でいたいのが本音なのでしょう。
給料も年寄株はたくさんもらえるので相撲界の重役ですね。
白鵬のプロフィール
四股名 | 白鵬 翔 |
フリガナ | はくほうしょう |
本名 | ムンフバト・ダヴァジャルガル |
生年月日 | 1985年3月11日 |
身長 | 192cm |
体重 | 151kg |
BMI | 40.96 |
所属部屋 | 宮城野部屋 |
得意技 | 右四つ、寄り、上手投げ |
幕内最高優勝 | 44回 |
白鵬の家族写真
これ2017年05月28日 は38回目の優勝をしたときに両国国技館で撮影された家族写真です。
引用元:https://www.jiji.com
白鳳の父親は
父親のジグジドゥ・ムンフバトさんブフ(モンゴル相撲)で、5年連続6度の優勝をした元アヴァルガ(大相撲の横綱に相当)
白鵬の休場回数と理由
白鵬が今までどんな怪我で休場しているのか?
調べてみました
2021年1月は新型コロナ感染のため休場
2020年
1月は蜂窩織炎のため4日目から休場
7月右膝半月板損傷、膝蓋大腿靱帯損傷、関節内血症により13日目から休場
9月11月休場
2019年1月5月9月休場
2018年1月3月7月11月休場
2017年9月場所休場
2016年9月場所休場
2015年9月場所休場
2006年11月場所休場
2005年7月場所小結時代が初めての休場でした。
白鵬今までの休場した回数は
12回12場所で休場しています
引用元:https://news.yahoo.co.jp
まとめ
白鵬は引退後の予定は親方になって相撲部屋を持つつもりで支度をして内弟子もスカウトしていましたが引退が間もなくというころに年寄株が入手できなくて困っています。
相撲の技や成績は誰にも負けないほどの成績を上げているのですが作法や礼儀を重んじる相撲道の道に個性が強くて日本相撲協会の理事との仲がうまくいっていないようです。
しかしながら、白鵬の持つ相撲の実績は捨てがたいものがありますし後に伝えていくことで将来素晴らしい関取が誕生するかもしれません。
白鵬の引退はいつか?という時期については宮城野親方が65歳になる2022年の8月頃が今のところ。有力だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。