琴ノ若の横綱昇進はいつ?大関琴ノ若から横綱琴櫻になるために必要なものとは?
横綱タロウ横綱タロウ

琴ノ若は大関に昇進したけど、強くなったよなあ

としちゃん丸としちゃん丸

そうなんですよ、お父さん抜きましたからねえ、次は横綱昇進はいつなんでしょうか?

関取くん関取くん

そのあたりについては、私が紹介していきましょう

令和六年初場所で琴ノ若は、15日目の千秋楽で翔猿に勝ち、
自己最高の13勝2敗の好成績を残しますが、

横綱の照ノ富士も霧島を破り、13勝2敗となり、相星決戦となりました

優勝決定戦では残念ながら、
照ノ富士に寄り切られて優勝は
逃しましたが、13勝2敗という好成績で、大関昇進が決定しましたね

琴ノ若はついに、師匠で父親でもある佐渡ケ嶽親方
(初代琴ノ若)を超えましたね

父親の佐渡ケ嶽親方は親孝行に感謝するとともに、
早く横綱になれと、
声をかけたのでした
今回はそんな琴ノ若がこの先四股名は度王なるのか?
横綱になるためには、何が必要なのか?
について紹介していきます

琴ノ若が大関昇進確定

令和六年初場所で琴ノ若は、大関昇進の条件である、
三役で直近の三場所で33勝以上という、
大関の昇進条件をクリアしました
その成績の内訳は、

令和五年九月場所 東関脇 9勝6敗

令和五年十一月場所 東関脇 11勝4敗 敢闘賞

令和六年一月場所 東関脇 13勝2敗 技能賞

と、合計勝ち数が33勝で大関の昇進条件をクリアしています

琴ノ若は父親の相撲に似ている

「師匠であり父親の初代琴ノ若は192センチ・176キロの
長身を活かして相撲を取った。突っ張ってから右四つに
組み止め、左上手を引きつけての寄り切りや上手投げを
得意としていた。
今の二代目琴ノ若も突き押しに対応できる右四つ相撲が
取れる。その姿は父親を彷彿とさせます。
ということで、琴ノ若の相撲は相手の攻撃を受け止めて
戦う四つ相撲なのです

また、動画でも紹介していますのでご覧ください

琴櫻の相撲は押し相撲

祖父の琴櫻の相撲は、突っ張りでガンガン攻めていく
押し相撲、つまり、貴景勝や大栄翔のように突っ張って
攻めていく相撲なのでしょう

琴櫻の相撲は
「頭から激しく当たり、そのままの勢いで力任せに押していく。
稽古場でも手を抜かず、ぶちかますので、みんな嫌がって
部屋に稽古相手がいなくなった。
そのため出稽古に励んで、強くなったということです

琴櫻の知られざる大関昇進のエピソード

琴櫻が大関に昇進するときのエピソードがありました
角界の内幕を暴露していた元・大鳴戸親方(元関脇・高鉄山)は
1967年9月場所について、こう明かしていた。

「琴櫻はこの場所で12番勝てば大関当確といわれていた。
14日目までに3敗して、千秋楽の麒麟児(のちの大麒麟)戦を
絶対に落とせない状況になった。もちろん裏工作はできた。
ところが、その一番が大相撲になって、土俵を行ったり来たりする
うちに、琴櫻が足を滑らせて倒れてしまった。
支度部屋に帰ってきた琴櫻が大泣きし、控えにいた
柏戸さんと北の富士の2人は大笑い。酒を飲めば必ず出ていた話だ。
結局、11勝でも大関に昇進できたわけですが」
悔し泣きは祖父の琴櫻でもあったんですね

琴ノ若が琴櫻になるのはいっ?

琴ノ若が子供の頃、祖父の琴櫻は、
「お前が大関、横綱になったら、俺の四股名をやろう」
と、話していました

この度、琴ノ若は大関に昇進しますが
四股名は、いつから変わるのかというと、
大関昇進伝達式の後の会見では
5月の夏場所から、元横綱だった祖父の四股名
「琴櫻」を襲名する予定と明かしました
つまり、
3月までは琴ノ若で5月から琴櫻になるのです
私はぜひ横綱昇進を願っていて、今か今かと、
楽しみでなりません

琴ノ若が横綱になるのに必要なことは?

琴櫻は押し相撲のイメージが強いですが、
右四つでも相撲が取れました
遅咲きの桜と言われ、横綱になったのは
32歳で少し遅かったんですが、
右四つから相手を腹に乗せての、つり出しや寄り切り、
左からの上手投げも武器にしていたのです

琴ノ若が祖父のような鋭い立ち合いからの取り口を
身につければ、横綱昇進も夢ではない
とある相撲ジャーナリストが話していました

つまり、琴ノ若には立ち合いのスピードが必要で、攻めの相撲が必要です


琴ノ若のぶちかましや、突っ張りもぜひ見てみたいものです

宮城野親方(元横綱白鵬)のコメント

また、今回の大関昇進について、宮城野親方(元横綱白鵬)は琴ノ若の今後の
相撲について、次のように話しています

「琴ノ若は恵まれた体格を生かした圧力と
懐の深さが大きな武器です。
また、つきたてのお餅のように柔らかい体は、
相手の力を吸収してしまう天性のもの。
最近では、立ち合いで自分有利のもろ差しに
持ち込む形もできつつある。
いなし、肩透かしも上手で、力頼みではなく、
うまさも出てきました。
大関昇進が確実となり、これから勝負どころを
見極める経験を積めば、一つ上を目指して
いけるでしょう」

と、高く評価していました

琴ノ若の今場所の相撲を見てみる

令和六年初場所の取り組みを振り返ってみると

初日は阿炎の激しい突っ張りを受けても、
下がらない腰の重さ、安定感と
はじき返す強さが光りました

二日目はの豪ノ山宣は序盤体圧で押されるが、左にかわし
相手が出てくるところを上手投げで仕留めるのは見事

三日目の翠富士戦は完全に相手の両腕を抱え込み
抑え込みながら肩透かし

四日目は熱海富士戦も相手が力を入れる瞬間に
さっと右に交わしてはたきこむ二日続けての肩透かしで
相手をよく見ていますね
素早いです

五日目は宇良との対戦は一瞬ヒヤッとしたが、
相手の後ろをに回り込んで送りだし、すばしこい
裏に振り回されながらもついていけます

六日目の若元春は立ち合いで激しく突っ張り合うが
左にいなされてバランスを崩した瞬間を逃さず
攻め込まれた相撲で黒星
一瞬のスキを突かれましたね

七日目の竜電で、相手にまわしを取る暇を与えませんでした
一気に寄り切る相撲で万全の相撲でした

八日目は高安はインフルエンザで休場のため不戦勝

九日目は大栄翔の激しいツッパリにも耐えながら
右の上手を取ると一気に寄り切る相撲で突き押しの力士にも
しっかりと対応できていますね

十日目の大の里には立ち合いでもろ手突きで当たり、
後退させておき、回しを取らすことなく一気に寄り切る
相撲で完璧

十一日目は王鵬にはおっけと激しく突っ張った末、
相手をよく見ながら一気に押し出しました
してに相撲をさせないいい形です

十二日目は立ち合いで阿武咲が足を滑らせて
自ら転びはたき込みであっさりと勝ちました

十三日目は横綱の照ノ富士との取り組みでは、
さすがに力では負けてしまい、寄り切られて
しまいました
照ノ富士の対策が未完全と言えるでしょう

十四日目では霧島の左手が琴ノ若の首をとらえて
一時止まる形になるが、右手で振り払い、激しい攻防の末
霧島は体勢を崩し、尻を向けたところを一気に押し出した
ある意味ではラッキーだったと言えるでしょう

十五日目は翔猿の素早い動きにも対応し、最後は左手で
まわしを掴んで上手投げで仕留めた

15日間で13勝2敗の好成績を残したことで優勝同点の
成績を残し、大関昇進が確定しました

優勝決定戦では、琴ノ若が頭をつけようとするが、照ノ富士に
つかまり、上体を起こされてしまい、最後は力で寄り切られた

照ノ富士には力の差を見せつけられた

琴ノ若が横綱になるためにやるべきこと

最初に、結論を言うと、琴ノ若が、今からやるべきことは、打倒照ノ富士に尽きるでしょう

琴ノ若は確実に、強くなっているのは、もちろんのことですが
来場所から何を目標にしていくかで将来は決まるでしょう

阿炎や大栄翔など、ツッパリを得意とする力士にも、対応はできているし、
宇良や翔猿などの動き回る力士にもついていけています

最後の目標である横綱照ノ富士をどうやって倒すか?
それは、かつて昭和の大横綱の千代の富士が強い手を
倒すために、小錦や琴風に挑んで、出稽古にどんどん出かけて
いくことだと思います

千代の富士は相手に勝つまで決してあきらめない
小錦がヒーヒー言うほど、出稽古に行きました
千代の富士は自分が横綱であろうが、気にすることはなくて、

「横綱であろうが弱いやつが強いやつに勝つまで
出稽古に行くのは当たり前でしょ」
と言っていました

琴ノ若も照ノ富士を倒すためにどん欲になるべきです

伊勢ケ浜部屋に出稽古に行き、照ノ富士に何度でも
勝てるまで挑んでいくしかないはずです
伊勢ケ浜部屋に乗り込んでいき、照ノ富士に体当たりして
へとへとになるまで稽古すれば絶対に強くなるんです

祖父の琴桜の得意だった、ぶちかましや、突っ張り、
をプラスして祖父に力をもらうのも良いし、
膝の弱い照ノ富士を振り回して崩していく戦法も
良いでしょう、何度も照ノ富士本人と稽古
するのが一番でしょう
大関で琴櫻になったら、絶対にやるべきでしょう

そして、最大の目標は宿敵、照ノ富士を撃破して
横綱の座をつかみ取ってもらいたいです

琴ノ若の応援タオルはこちら

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