とざいとーざいの意味とは?大相撲では立行司と呼び出しが演出!

とざいとーざいの意味とは?

大相撲を見ていると必ず聞く言葉が「とざいとーざい」という言葉なのですがこの言葉の意味をご存じでしょうか?

大相撲だけでなく歌舞伎や落語の世界でも使われている言葉ですがこの意味は
「東から西の満場のお客さん、お静かにこちらを注目してください」という意味です。

英語で言うなら「レディース・アンド・ジェントルメン」ladies and gentlemenという言い方になるでしょう。
飛行機に乗ると機内アナウンスで聞いたことがありますし、新幹線の車内放送でも私は聞いたことがあります。

とざいとーざいの口上はいつ?誰がする?

そして「とざいとーざい」という言葉は大相撲では結びの一番で聞くことができますね。
今日の一番の見どころを「お客さん今かからやりますよ。詳しくご紹介しますからお静かにお聞きください。」という意味を込めて幕内では一番立場が高い立行司が結びの一番のご案内をするのです。

「とざいとーざい」という声を出すのは拍子木を打ちながら声を出している呼び出しという人で
大相撲では最後の結びの一番の時に聞くことができますね。
この呼び出しという人や立行司という
これは十両での結びの一番の時の物ですがサイレンのように大きな声で拍子木とともに叫んでいますね。行事もそっと頭を下げているのがわかりますね。
この時の呼び出しはリッキーさんこと利樹之承(りきのじょう)さんという名前です。

立行司と呼び出しによる最高の演出

大相撲の中では裏方役として欠かせないのがこの「行司」と「呼び出し」と言われる人たちなんですが、大相撲を盛り上げる役目を果たしているのですね。

結びの一番ではその日最後の取り組みで横綱が登場して観客は一番最後で楽しみの取り組みなので本日のメーンイベントということになりますね
呼び出しが打つ拍子木の音と立行司の声が会場内のお客さんをはじめ力士や審判の気持ちを最高潮に引き立ててクライマックスを告げるのです。

これぞ大相撲の醍醐味だと言えるでしょう。観客の拍手は最高潮に鳴り響きますね。

まとめ

大相撲で「とざいとーざい」という掛け声は幕内や十両の結びの一番の前に呼び出しと言われる人が拍子木を打ちながら大きな声で叫びますがこれは、「東や西のお客さんの皆さん静かに聞いてくださーい」という意味でした。これから最後の取り組みをご案内しますよよ言う意味でした。

そしてこれらは大相撲では裏方と呼ばれる呼び出しや行司の大切な役目になるわけです。
大相撲にはこうした裏方の皆さんの支えがあるからこそスムーズに取り組みが進んでいくことがわかりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。