尊富士が新入幕で幕内優勝
令和六年春場所、新入幕の尊富士が15日目の千秋楽を終えて、13勝2敗で幕内最高優勝という、素晴らしい成績を残しました
初めて幕内に上がってこの成績は、110年ぶりの快挙で昭和の大横綱の大鵬の11連勝と同じですし、、ものすごい記録なのです、関脇の若元春にも、一方的に攻めていき、押しの一手で勝ちましたね
立ち合いも、このようにしっかりと当たり、
右からの強烈なおっつけで、若元春が逃げていくのですが、
体の向きがくるりと変わる瞬間には、速攻で思いっきり、攻めていきます
若元春は必死で巻き返そうとしますが素早い攻撃に追いつけません
あっという間に寄り切られてしまいました
110年ぶりとなる新入幕Vにもあと、1勝と大注目されていますね
小結の阿炎を一気に寄り切っての9連勝や、ライバルの大の里を倒しての10連勝を決めています
「自分の相撲を取り切れたと思う」と、尊富士は満足している様子
日頃から、アドバイスをもらっている同じ部屋の兄弟子の横綱の照ノ富士は休場しているので、
その分まで頑張りたいと語っています
10日目を終了時点での新入幕の単独トップは初めての記録で、
新入幕の初日から10連勝は、
佐田の海(現幕内佐田の海の父)、魁聖(友綱親方)と並び昭和以降で歴代2位を抜いているのです
10日目の大の里については、意識する1人かと聞かれると、「それはそうですね」とライバル心を隠さない尊富士でした
小結の阿炎を一気に寄り切っての9連勝
引用元:https://www3.nhk.or.jp/sports/special/sumomovies/clip/BEArjcPGt7Hmos.html
ライバルの大の里にも、まわしを取らせることなく一気に押し出しての10連勝
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/015024c7a817bb88d77befa246f502ef59a8591a/images/000
毎日そばで声をかけてくれる、兄弟子の照ノ富士の助言は、効果抜群なのでしょう
新入幕で初優勝も夢ではありませんね、それにしてもすごく強いですね
新十両昇進は令和五年11月
2023年九州場所が終わり、この度幕内筆頭だった尊富士(たけるふじ)が
新十両に昇進しました。五所川原市役所を訪問して、十両昇進の報告をしました
引用元:https://twitter.com/boss_jonokuchi/status/1730541725830053945
佐々木孝昌市長からは「五所川原にちなんだ化粧まわしを贈るので、頑張ってほしい」
と祝福と嬉しい言葉をかけられました
尊富士は、「関取になって帰ってくるのが夢の一つだったので、光栄です。
県民のみなさんの応援が一番、心の励みになる」と答えました
初土俵から所要8場所というスピード出世を果たしました。
2024年1月の初場所から十両昇進を決めたのですが、これは、小錦関と同じ記録になります。
師匠でつがる市出身の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)も青森出身で同じです
以下は、小山桜(16=式秀部屋)を下してただ一人の全勝を守り、序ノ口優勝
した時の画像
引用元:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/11/25/kiji/20221125s00005000315000c.html
- 幕下在位:4場所
- 三段目在位:1場所
- 序二段在位:1場所
- 序ノ口在位:1場所
- 前相撲:1場所
「これからが大事。横綱になるという大きな目標を達成できるように、
持ち味の押し相撲を磨いていきたい」と、すでに横綱を目標にしていることを明かしています
尊富士のプロフィールと父親
引用元:https://www.sumo.or.jp/ResultRikishiData/profile/4171/
尊富士(たけるふじ)
本名・石岡弥輝也(いしおかみきや)
生年月日 1999年4月9日(24)
出身地 青森県五所川原市
初土俵 令和四年九月場所
身長 184cm
体重 139kg
所属部屋 伊勢ケ浜部屋
高校 鳥取城北高
大学 日本大学
大学卒業後は伊勢ケ浜部屋に入門、上着のボタンが
とれそうですね
父親の情報は見つかりませんでした
尊富士の祖父母とは
尊富士の祖父は、工藤弘美さんで祖母は工藤洋子さんで、祖父は相撲の経験があることから、幼いころから尊富士と兄弟をを相撲道場に連れていきました
尊富士が6歳の頃でした
尊富士の両親は尊富士が中学時代に離婚したので、お母さんがダブルワークで4人の子供を育てるために一生けん命に働きました
祖母の洋子さんは幼い子供たちの子育てを助けていました
祖父は父親のような存在なのでしょう
相撲のきっかけをつくったのは祖父なんですね
だから今回の優勝は本当にうれしかったでしょうし、ほっぺたにチューしてやりたいと大粒の涙を流して喜びました
尊富士の祖父・工藤弘美さん 「きょうの相撲は最高だ」 「今日は無理だと思った。朝起きて「今日大丈夫か」と思ったら大阪の方から出るって話を聴いた。親方が無理しないといっていたけど本人が出たいといったみたいだ。」と朝から孫の尊富士のことが気になって前日は眠れなかったんでしょうね
尊富士の父親と母親について
尊富士は父親の情報を探したのですが、みつかりませんので、母親と離婚しているか、死別しているのではないか?
という声があります
母親は石岡桃子さんで小さいころは、風邪を良く引く子だそうで、
お母さんは、
「やせていて、風邪もすごくひきやすい子で、しょっちゅう鼻水が垂れていました。もしかしたら体が弱い子なのかなと心配していました」ということです
現在の身体からは想像ができないですね
兄弟は4人で、「とにかく優しい。4人兄弟なので子育てが大変でしたが、弥輝也(尊富士)が優しい性格だったので、子育てする上で本当に助かりました」
と強いだけではなくて、母親思いの穏やかな優しい性格なのです
尊富士の父親は母親と離婚
尊富士の父親は石岡直樹さんで
1996年の11月に結婚していて、
尊富士が、中学時代に離婚していた
というのが、月刊誌の相撲の
2024年3月号には、掲載されていたのです
お母さんは、旧姓が工藤と言い、
祖父母に子育てを助けてもらいながら、
ダブルワークという仕事を二つ掛け持ち
しながら、四人の子供たちを育てたのです
そして、石岡の姓をそのまま名乗っているのです
小中学時代に途中で姓が変わると、いじめの
原因にもなりやすいからなのでしょうか
どんな事情があるのかは、不明です
四股名の読み方と由来、相撲のきっかけ
尊富士の四股名の読み方は、たけるふじ、
四股名は尊富士弥輝也(たけるふじみきや)で、由来は「尊敬される、位の高い力士に」という願いを込めた「尊」と、師匠の現役時代のしこ名からの「富士」を組み合わせて名付けられました。
「尊」は日本武尊ヤマトタケルにも由来しています
相撲のきっかけは祖父が、草相撲の強豪だったようで、相撲を幼稚園の頃から
地元の中泊道場で相撲を始めています
わんぱく相撲全国大会では、小学校4年時に個人ベスト8と団体優勝、5年時に個人3位
という結果を出しています
小中学時代
引用元:https://www.nhk.or.jp/aomori/lreport/article/000/53/
小中学時代はつがる市の「つがる旭富士ジュニアクラブ」で鍛えました。
強くなりたいという気持ちが凄く強くて、負けず嫌いな少年でしたと、恩師の越後谷清彦さんが語っています
地元を離れてつがる市立木造中学校に進学し、
中学校3年時に全国都道府県中学生大会個人3位、全中個人ベスト8、白鵬杯団体優勝・個人3位の実績を
残している
高校・大学時代の成績
鳥取城北高等学校
1年時に金沢大会で個人8強
3年時は全国高校総体個人3位
強豪の鳥取城北高校に進み、日本大学を卒業後、伊勢ケ浜部屋に入門
日本大学
全国学生体重別大会135キロ未満級準優勝、
全国学生選手権団体優勝
尊富士は将来が楽しみ
尊富士はこれから春場所の成績がどうなるのかが楽しみですね
新入幕で9日目で、単独トップの成績が決まり、新入幕力士としては大鵬の「11」が最長で、今後は大記録の期待もかかる尊富士ですが、新十両に昇進した時の
「これからが大事。横綱になるという大きな目標を達成できるように、持ち味の押し相撲を磨いていきたい」ということで将来の横綱を目標に2024年はどんな相撲を見せてくれるか、楽しみですね
春場所の成績で優勝はまず、間違いないでしょう
この勢いでっ突き進んでいけば、三役も当然ありうるでしょうし
今までにない素質を持つ力士であるということが言えると思います
舞の海も大絶賛
テレビ解説者の舞の海秀平氏(56)=元小結=は、今回の春場所では、
尊富士は日大相撲部の出身で、大の里は日本体育大学の相撲部出身で大活躍していることから、
「この2人の活躍を見てると、学生のトップクラスと幕内の実力差がだいぶもう縮んできたんだなという印象を受けますね。昔は相撲というのはプロとアマの実力差がすごく開きがあるとみられてましたけどね」と語っており、大学相撲のレベルの高さも幕内に近くなってきていると話しています
今後の尊富士や大の里の相撲に、大いに期待して応援していきましょう