二子山部屋の生田目竜也の現在
二子山部屋の生田目竜也は、栃木県立矢板高校時代から
本格的に相撲を始めているのですが、実力をつけて
高校3年生の時に二子山部屋に入門しました。
令和二年一月場所で初土俵を踏んでコツコツと力をつけて
令和六年七月場所には、新十両昇進を約4年半で果たしました
しかし、名古屋場所では、十両の力士に攻め込まれる場面もあり、4勝11敗と大きく負け越してしまい、関取の壁を乗り越えることができず
一度は幕下に落ちましたが、今回の九州場所では再十両昇進を果たし、勝ち越せる勢いはありましたが、生田目は惜しくも勝ち越しにあと一つとどきませんでしたね、しかし、九州場所での相撲内容は確実に進化しており、著しい成長がありました
そこで今回はなばための相撲内容のレベルアップした相撲の様子を
詳しく紹介していきます
新十両昇進の状態
令和六年七月場所で、なばためは新十両昇進を果たしました
西十両十四枚目に上がったときは初の新十両に上がり、
持ち前の突き押しで勢いよく前に出る相撲でした。
しかし、幕下の時とは相手がさらに強くなっており、
幕内経験のある力士や三役経験も持つ力士にもあたり、
思うように前に突き押しで出ていき、ガンガン攻撃することができませんでした
この時の相撲を振り返ると、
二日目の嘉陽 (かよう)との取り組みでは、一瞬で嘉陽 に下から押し出される形になってしまいました。
これは低い姿勢から当たられたのでしかたがないのもありましたが、瞬時に交わすとか、いなすとかのぎじゅつは
ありませんでした
また、相手が自分よりも背が低い時には自分も低く当たる立ち合いも必要でしょう
四日目の對馬洋 つしまなだとの対戦も勢いよく前に出て、当たっていくのは良いのですが、
簡単に交わされてしまい、投げられているのです、
前に出て当たっていくのは良いですが、もう少し落ち着いてみていくことも大事かなと思う相撲がありました。
つまり変化や、いなしに弱い部分が見えてしまい、突き押しで攻めていくことのほかにも、落ち着いて相手を見る余裕が
なかったようにも見えました。
巨漢力士に正面から、まともに当たって相手の力を受け止めてしまうと、
もろい相撲もありました。突き押しで攻めの相撲ばかりにこだわりすぎて、相手の圧力を払いよけるために、腕を払うとか、いなすとかの相撲が
見受けられなかったことも、大きく負け越してしまった原因ではないかと
思えてしまいました
自分よりもはるかに大きくて、力では勝てない相手に対戦した時の対応ができていなかったのではないか、と感じさせられました
令和六年九州場所での相撲のレベルアップ
令和六年九州場所では、新十両の時の反省と対策が、
十分生かされているように感じました。
初日は生田目の突き押しで前に前に出ていくことができ、
ことえいほうを圧倒できており、なばためらしい突き押し
相撲ができました、これが本来の生田目竜也の相撲なのです
九州場所での生田目は、これだけではなく、変化も身に着けていました
自分よりも大きな力士には力で勝てないので腕を払い落としてさっと交わしてからバランスを崩して相手がふらついたところを一気に押していき土俵の外に押し出す相撲、
これは先の新十両戦では見ることができなかった相撲内容です
これは前回の新十両の時に、4勝11敗と大きく負け越した反省と対策が生かされている証拠になると思われる相撲でした
これはだいせいざんの時だけではなく、わかいかりのときにも、立ち合いで変化を見せています。そして崩れた瞬間に相手を上から突き落としているのです。相手を崩してから仕留める相撲に変わってきていて、確実に相撲のレベルがアップしているのがわかりますね
今までの突き押し一方の相撲も素晴らしいのですが、巨漢力士だけでなく、突き押しと変化や腕を払うなどのいなしも、できるようになり、勝率が上がりましたね
なばための相撲の実力が着実についてきているのがわかりました
そして持ち前の突き押しの破壊力もさらに勢いが増していて、幕内経験のあるおうのしょうにも激しく突き押しとのど輪で快勝
幕内でも活躍できる威力ある突き押しを証明してくれました
大奄美(だいあまみ)にもすきをあたえることなくぐんぐん押していく相撲も見事です
突き押しの威力もこれで幕内力士にも十分通用することは確実ですし、今回のような、へんかやいなし、を使いこなしていけば次の十両戦では十分勝ち越しできる可能性も見えてきました
つまり、今までのような突き押しで前に出れる時はぐんぐん前に出ていき、
立ち合いでの変化やいなしで相手の圧力をうまく逃して崩してから仕留めるという、二通りの相撲を使い分けることで勝率は上がることでしょう
来場所の相撲も注目して応援していきましょう
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