尊富士がめちゃくちゃ強い理由は?強さの秘密を徹底解説
横綱タロウ横綱タロウ

尊富士が。めちゃくちゃ強い。どうなってんだ?

としちゃん丸としちゃん丸

そうですよね、あっという間に。小結の阿炎も大関の琴ノ若も寄り切ってますからね、
ビックリですよ

横綱タロウ横綱タロウ

じゃあ、お前、なんでそんなに強いのか?ちょっと調べておくれよ。

としちゃん丸としちゃん丸

はい、承知しました

令和六年、春場所の大相撲で、新入幕の尊富士が、絶好調ですね。
新入幕なのに、11連勝なのです、これは、歴代二位の記録を抜いて
います。そして、新入幕での11連勝という、昭和の大横綱の大鵬の
記録と同じということなのです
尊富士は伊勢ヶ浜部屋所属、横綱の照ノ富士のアドバイスも
受けているので、今後の相撲が楽しみですね

そこで今回は、尊富士がなぜ強いのか?強さの秘密は何なのか?
について紹介していきます

尊富士が新入幕で大活躍

令和六年春場所、新入幕の尊富士が11日目を終えて、11戦全勝で
単独トップで、素晴らしい成績です
初めて幕内に上がってこの成績は、昭和の大横綱の大鵬の11連勝
と同じで、ものすごい記録なのです

110年ぶりとなる新入幕優勝にも、一歩前進して大注目されていますね
小結の阿炎を一気に寄り切っての9連勝や、ライバルの大の里を
倒しての10連勝を決めています
そして、大関の琴ノ若も寄り切って、11連勝と勢いは止まりません

「自分の相撲を取り切れたと思う」と、尊富士は満足している様子
日頃から、アドバイスをもらっている同じ部屋の兄弟子の横綱の照ノ富士は、体調不良で休場しているので、
その分まで頑張りたいと語っています

11日目を終了時点での新入幕の単独トップは、史上初めての記録で、
新入幕の初日から11連勝は、
佐田の海(現幕内佐田の海の父)、魁聖(友綱親方)
の歴代2位を抜いているのです

10日目の大の里についても相手にまわしを取らせることなく、
あっという間に勝ちましたね
11日目の大関の琴ノ若でも苦戦することなく、寄り切りました

youtubeでもご紹介していますので、よろしければどうぞ

尊富士の強さの秘密

新入幕の尊富士がなぜ強いのか?
今場所の成績を順番に解説していきますね

初日 大奄美

初日は、たちあいは強くあたりますが、咄嗟の判断で大奄美を
さっとかわして、送り出しています
重い相手にはとっさの判断ができ、変化も得意のようです

2日目 遠藤

2日目は、ベテランの遠藤にも、力で勝っていました
そして、右からのおっつけで崩して寄り切る相撲で勝利

3日目 狼雅

3日目は、狼雅をよく見ていて、立ち合いで遅い時は変化もでき、
身軽な面も見えます

4日目 妙義龍

4日目の妙義龍との取り組みでは、一気に押していく相撲で、
これも相手にスキを与えることなく勝利、
このあたりで尊富士の押しの力強さが光ります

5日目 時疾風


5日目も同様で、時疾風を一気に押し出す力が凄いです
やはり、尊富士は押しの相撲が得意ということがよくわかりますね

6日目 美ノ海


6日目は美ノ海と当たりますが、立ち合いのスピードが速くて、さらに、
相手を押す力がとても強いですね
尊富士の押す力に、どの力士も負けている感じです

7日目 湘南の海


湘南の海との7日目は、序盤で右手でおっけていて、相手の腕を絞めて殺していき、いなされたところを一気に攻めるという頭脳的な相撲を取りました
押しだけではなくて、おっつけも得意のようですね

8日目 竜電

9日目 阿炎


8日目の竜電も、右からのおっつけで、相手の腕を締め上げていて、竜電がいなすと、
すかさず、一気に攻め込んでいきます、あたりも低く当たっていき自分の形にしていきますね
おっつけと押し相撲、低い体勢で当たる、相撲がうまく取れています

竜電の時と同じように、阿炎の腕をおっつけていきます そして、阿炎は、腕を締め上げられるので、いなすのですが、その瞬間に尊富士は、一気に攻めていき、寄り切っえいます
これも自分の相撲に持ち込んでいくことができていますね

小結の阿炎のもろ手突きも、立ち合いの強さで打ち負かしていますから、立ち合いのスピードと押す力が相当強いと思います

10日目 大の里

10日目の大の里との立ち合いも、やはり右足を引く形をとっていますね
立ち合いの推す力は強いです、引い体勢で頭をつけて当たることで、押す力を一気に上げているのがわかりますね
大の里はかわしても遅く土俵の外へ出てしまいます

11日目 琴ノ若

11日目の琴ノ若戦では立ち合いでは互角の力ですが、
さっと、かわしてからの攻めがすごく早かったですね
一気に押し切って琴ノ若のバランスを崩して、前に出ましたね
素早い対応ができて、尊富士のペースにうまく持ち込んでいます
うまいというよりありません

尾車親方もびっくり

尾車親方(元大関・琴風)は、

尊富士の右からの突き落としが効いた。
うまく右に回り込んで、琴ノ若がもろ手を突いて
きたところを中に入って左は、ハズ押し。
右は深く差してかいな(腕)を返して、
大きな琴ノ若を寄り切った。

 驚いた。琴錦さん(朝日山親方)を
彷彿(ほうふつ)させる速さとうまさ。
自分の体をうまく使っている。
相撲力も強い。相撲勘も鋭い。
言うことなしだ。最後の砦も粉砕された。
もう誰も止められないのか。

この勢いをだれが止められるのか?大関の面目を守れるのか?

も気になるところですね

尊富士の強い理由は

尊富士の強さの秘密は、なんといっても押しの強さです


そして立ち合いで思いっきり当たる、前に出る相撲です
さらに、おっつけの強さも効果が高くて相手は
たまらなくなっていなすのですが、
そのすきを逃さず一気に攻める

身軽で相手をよく見ているので、変化も対応できます
今回の幕内での取り組みから、言えることは、前に出る相撲
を中心とした柔軟な取り口です

つまり、尊富士がめちゃくちゃ強い理由は、

  • 押しの力強さ
  • 強烈なおっつけ
  • 低い体勢
  • 立ち合いのスピード
  • 変化もできる

尊富士は強いだけではない

お母さんは、

現在の身体からは想像ができないですね

母親は石岡桃子さんで、小さいころは、尊富士は風邪を
良く引く子だったそうで、

尊富士は相撲が強いだけではなく、母親思いのとても
優しい性格なのです

「やせていて、風邪もすごくひきやすい子で、
しょっちゅう鼻水が、たれていました。
もしかしたら体が弱い子なのかなと心配していました」
ということです

という総合的に見ても素晴らしい技術を持った力士だと
言えるでしょう

兄弟は4人ですが、手のかからない子でした
お母さんを楽にしてあげたいということでも、
相撲に強くならないと、と思っているのでしょう

優しさは兄弟の中でも一番だそうです

青森の母親や兄弟のためにも、頑張っていくことでしょう
尊富士の今後の大相撲での活躍に、大いに期待しましょう

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