平戸海が高校進学しなかった理由
平戸海は中学卒業後、高校進学の機会があったものの、相撲一筋の道を選択しました。
中学時代から相撲に打ち込み、全国大会で入賞するなど、相撲に大きな可能性を感じていたためです。先輩からも誘いがあった
そうですが、相撲に専念することを選んだのです。
平戸海自身は
平戸海「よくしてもらった先輩が高校にいたので、
その高校にいこうと思ったんです。
でも頭のいい高校だった。自分じゃいけないぐらい
の高校だったので(笑)」と、はなわとの対談で語っていました
と述べており、
高校進学の機会はあったものの、相撲に集中
することを選択したようです。相撲一筋の道を
選んだ背景には、中学時代からの実績と、
相撲に対する強い情熱があったと考えられます。
中学卒業後の進路選択は大きな決断だったと
思いますが、平戸海は相撲に専念することで、
稽古に集中できたことで、
現在の活躍につながっているのかもしれません。
高校進学を断念したことで、相撲界での飛躍を
果たすことができたのかもしれません。
境川部屋入門のきっかけ
平戸海が境川部屋に入門したきっかけは、
平戸海は、「中学校の全国大会のとき、境川部屋に泊まったん
ですよ。長崎出身と山口出身が境川部屋に。
中2、中3と泊めていただいて。そのときに
声をかけていただいて」
と語っていて、中学時代から境川部屋との交流があり、親方から直々に
声をかけられていたこともあり、
高校を行かずにすぐに角界入門の道を選択しやすかったのでしょう
平戸海の中学時代の成績
平戸市立中武中学校
平戸海は中学時代は、2年次と3年次に
全国中学校相撲選手権大会
全国都道府県中学生相撲選手権大会に出場しました
特に
3年生の時には、全中でベストエイトに入っており、
将来は関取になりたいと決めていたようです
高校進学の時期には、いくつかの高校から
勧誘されていたのですが、
2022年11月28日(月)、平戸海は、母校である
中部中学校を訪問しています
2016年3月に卒業して以来、6年ぶりに母校を訪問し
突然のサプライズに在校生からは、拍手で迎えられて
いて、生徒も大変興奮していました
平戸海の小学生時代
平戸市立紐差小学校1年生から地元の紐差相撲クラブ
で相撲をはじめ、稽古に励んでいました
わんぱく相撲全国大会には、小学4年生から6年生の
3年連続で出場したり、野球とバレーボールにも
取り組んでいました
平戸海の入門後の成績
2024年7月1日には、平戸海の新三役が確定しました
名古屋場所からいよいよ小結昇進です
平戸海は入門時は85キロから90キロぐらいの体重で
食べてもすぐにお腹がいっぱいになるのでたくさん
食べられなくて何回かに分けて食べるなど、
増量するのに大変だったと話していましたが、
現在は体重が140キロくらいになり、良かったです
オムライスが好きだったので、基本的に夜食は
毎日オムライスを食べていたようです
初場所から幕下まででの成績
平戸海は2016年3月の入門から
3年後の2019年3月場所で幕下五十五枚目に
初めて昇進し、2度は三段目に落ちますが、
2019年11月場所以降は、幕下をキープして、
徐々に番付を確実に上げていきました
大きなけがもなく、勝ち進んでこれたのも、
本場所中にはお父さんが毎日神様にお参りを
していたかもしれませんね
新十両昇進後の戦績と安定性
引用元:https://www.nikkansports.com/battle/sumo/photonews/photonews_nsInc_202109290000266-0.html
平戸海は約2年半の幕下時代をクリアして、
2021年9月、ついに念願の新十両昇進を果たしました
2016年3月に入門して約5年で関取になりました
同じ部屋の響龍(ひびきりゅう)天野光稀さんが2021年4月に
急性呼吸不全のため、28歳の若さで亡くなったことから、
平戸海は絶対に関取になるという熱い思いがあったのでしょう
平戸海は入院している響龍にLINEで「一緒に頑張りましょう」と、
送ると、「お前が(関取に)上がったら元気出るわ」と返事が返ってきたそうです
そして、「おかげさまで上がりました」とLINEを送ったそうです
稽古量と親方の信頼
境川部屋は猛稽古で有名な部屋ですが、その中でも平戸海は稽古の量が、
自他ともに認めるりきしということで、平戸海は「稽古量で一番やってきた自信がある」
ということです
目標に向かって決してブレない精神力とたゆまぬ努力は、境川親方からは、
「ブレないで相撲に打ち込む、今どきの若い人間にこういう子がいるのかと。入門当初から関取衆、親方衆は、やる気を買っていた。こいつを強くして上にあげようと思っていた」
と信頼を得ていました
その後はケガをすることもなく少しずつ着実に
勝ち越しを重ねていき、2022年9月場所には、新入幕を
果たしました
平戸海のプロフィール
本名 坂口雄貴
しこ名履歴 坂口 → 平戸海
生年月日 平成12年4月20日(24歳)
出身地 長崎県平戸市
身長 178.0cm
体重 138.0kg
得意技 突き・押し・右四つ・寄り
初土俵 平成二十八年三月場所
新十両 令和三年十一月場所
新入幕 令和四年九月場所
最高位 前頭二枚目
平戸海の三役昇進確定!
2024年5月場所では9勝6敗と勝ち越しを決めました
2024年5月場所の成績を振り返ると
小結の朝乃山が全休したので前頭に落ちて、関脇の
若元春が4勝8敗3休という成績なので、前頭に落ちるでしょう。そして優勝した大の里が、関脇に昇進し、
前頭筆頭の大栄翔が小結に上がると、
前頭筆頭の熱海富士が負け越しているので、下がると
二枚目の平戸海が小結にとなり、
三役昇進の可能性も高くなりましたね、というか、
7月1日には新番付が発表されて平戸海の新三役昇進は確定しました
名古屋場所では自身初の三役昇進となりましたね
勝ち越せば上がるのが相撲の世界なので、
新三役で、まずは勝ち越してほしいです
そして、5月場所で光ったのが大の里とのこの一番です
大の里と平戸海は年齢が同じ、それも意識していたというライバルの大の里に、一方的に突き押しで攻めていき相手に相撲を取らせませんでしたね
この相撲は素晴らしかったです
この勢いで来場所から、どんどん白星を重ねてほしいですね
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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“三役昇進の平戸海が高校進学しなかった理由や中学時代の相撲の成績” への2件のフィードバック