納采の儀の費用はいくら?金額と小室圭の年収が気になる

納采の儀とは

納采の儀(のうさいのぎ)というのは一般的に社会では結納(ゆいのう)にあたるもので新郎から新婦へ贈り物を送る両家が一緒に行う婚約の儀式ということです。

「納采の儀は皇室にとって重要な行事ですが、通常その費用の多くは新郎側の負担ということなので一般社会と同じです。

男子皇族の場合

  1. 皇族男性(新郎)の両親から新婦の両親に供物(贈り物)を送ります。
  2. 新郎の両親は使者に依頼して新婦の両親に供物を届けてもらう。
  3. 新婦の両親は確かに「供物を確かに頂きました。」と新郎の両親に伝えます

男性皇族の方が結婚する場合は天皇一家にとってはお嫁さんをもらう側になります。なので簡潔に言うと皇族の結納のやり方になるわけですね。
天皇陛下の息子さんが一般女性と結婚する場合の納采の儀はご両親になる天皇陛下と皇后陛下が使者(親に代わってお嫁さんの実家に納采の品を届ける人)に新婦と新婦の両親に贈り物を届けさせるのです。

現在の天皇陛下の徳仁(なるひと)様(浩宮(ひろのみや)様)と雅子(まさこ)の時は納采の儀(ご婚約)が平成5年4月12日におこなわれました。

天皇陛下から贈られたお品の内訳は以下の通りでした。

  • 絹地5巻
  • のちにドレスなどに仕立てられる絹の服地。京都の龍村美術織物製で、朝見の儀で着るローブ・デコルテに使用された「明暉瑞鳥錦」(めいきずいちょうにしき)という白地に金箔の入った生地、桃色系のうす香色生地「四方(よも)の海」、金糸入り若草色生地「呉竹」、白地にうす桃色をぼかし金糸の入った「楽興の時」、水色の「やまなみ」で、最後の2点は皇后が育てたカイコの糸が使われた。

  • 清酒一荷
  • 宮内庁御用達の蔵元から納入した清酒一升瓶6本が白木の箱に納められたもの。

  • 鮮鯛一折
  • 日本近海で獲れた大きさ50cm以上、2匹で10kgを越える大物の生のマダイ雌雄一対(計2尾)を、八の字の形に台の上に並べたもの。
    この鯛以外には白い掛け紙と輪結びにした金銀の水引が結ばれていた。

使者役である東宮大夫の菅野弘夫さんが小和田家に向かいお届けしました。
絹地5巻というのが一番高額だと思うのですがお母さんの皇后さまが育てたカイコの糸が使われていることからお金ではつけられない価値があります。

徳仁様と雅子様のご結婚で使われたお金はこれ以外にもあり、総額で
使用された国費は3億5500万円というからすごいですね。さすが天皇陛下になるお方の納采の儀をはじめその他宴会や祝賀パレードや警備にかかる費用は日本一でしょう。

女子皇族の場合

皇族の女性が一般男性と結婚する場合は結婚相手(一般男性 新郎)の使者が供物を持って皇族女性(新婦)の実家(宮邸)に訪問するのです。流れとしては、

  1. 侍従長が使者をもてなす。
  2. 使者は納采の旨を伝え、供物を進呈する。
  3. 侍従長が天皇、皇后に供物を進呈し納采の旨を伝える。
  4. 天皇、皇后が供物を受け取る。
  5. 侍従長が供物は天皇、皇后によって嘉納されたことを使者に伝える。
  6. 使者は嘉納の旨を報告する。

2018年8月12日に高円宮家の三女・絢子(あやこ)さまが守谷慧さんとの婚約されたときは使者として親族の男性医師が宮邸を訪れて納采の品である鮮タイの代金、清酒、洋服の生地をお届けしました。


引用元:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180812000883.html?iref=pc_photo_gallery_prev_arrow

納采の儀の費用はいくら?金額は?

では実際に鮮鯛(せんたい)の代料(だいりょう)としての現金、清酒、洋服地の目録をお渡しされましたがいくらくらいするものなのでしょうか?
5キロの天然真鯛がネットで調べると約3万円ですので2尾で6万円でした。
清酒6本というのは宮内庁ご用達のお酒が惣花(宮内庁御用達 そうはな)  1.8L 1ケース6本入り(1800ml)が15000円で白木の箱に入れて
装飾して高くても3万円でしょう。
あとは一番高価な洋服の生地ですがこれは守谷慧さんの給料の3倍としても
良いでしょう。守谷さんは日本郵船勤務で32歳でしたのでその年齢の年収を調べてみたら約1000万円ということなので月給は約80万円としても
洋服地には240~300万円くらいだと思います。

結局、納采の儀の費用はいくらかというと、
鮮鯛料6万円+清酒3万円+洋服地300万円=309万円
納采の儀の費用は309万円ということになりますが結婚式の披露宴や
引き出物などを考えると1000万円くらいはかかるでしょう。

小室圭の年収で納采の儀はできる?

小室圭の年収はいくらなのかというよりも現在はまだアメリカで司法試験を受けてまだ合格しているのかどうかもわからない状況です。
眞子様との婚約もしたのだがまだ小室圭の母親と元婚約者の借金トラブルも解消されていないし今年中に渡米して生活費はどうやって行くのか見通しはできたのでしょうか?
弁護士になれるかどうかもわからないのに眞子様は皇室の一時金(1億3000万円)を辞退するのはなぜなのか?国民に認めてもらいたいからなのか?
今のところは不安と心配だけしか残らないのですがお二人の計画がさっぱりわからないのです。

まとめ

納采の儀の費用はいくら?ということで調べてみましたが守谷慧さんの前例から考えるとざっと300万円必要になるのです。

これは新郎になられる方の年収にもよると思いますが、高円宮様の場合でこの金額なので秋篠宮様のお嬢さんなのでこれ以上の金額が出てもおかしくないかと思います。
小室圭さんは眞子様と婚約はできても納采の儀ほかの関連儀式を行わないでニューヨークに行き本当に生活ができるのでしょうか?

眞子様のお父様の秋篠宮様も皇室儀式を行わずに結婚を認めた理由も知りたいですが前代未聞のお二人の行動は駆け落ちとまで言われています、
今後の行方が心配ですね、

最後までお読みいただきありがとうございました。