涸沢(からさわ)カールのテント泊でトイレ事情は?初心者で日帰りはできる?

涸沢カールはダケカンバやナナカマドの紅葉がとても美しくて登山家でなくても一生に一度は見ておきたい絶景スポットです。9月下旬から10月初旬が一番美しい時期なんですがちょうどそのころには観光に訪れる人たちが集中してテントで泊まる人もピークに達します。
道のりは6時間歩くとして上高地バスターミナルから明神分岐、徳沢、横尾’(ここらで半分)
⇒本谷橋⇒涸沢 という順路になります。
紅葉の時期には涸沢ヒュッテ(山小屋)にはたくさんのハイカーが宿泊するので超満員は確実で予約制になっています。テントで寝るのなら予約しなくてもOKです。

涸沢カールのテント泊の利用料金と最適な場所を確保するには

テントの利用は受付でお金を支払ってください。
幕営料 大人 2,000円(人/泊)
こども 1,000円(人/泊)(予約不要)
キャンプ届を提出してください
が必要です。これで施設内の水場やトイレが利用できるのですがテントを張るのはトイレに近くて岩がない平らなところから埋まっていくので早めに行って場所を確保しておくことがトイレも近くて快適です。テントが張れるのは14時から17時の間ですので14時には好きな場所をキープしておきましょう。

涸沢カールのテント泊でトイレはどんな風

涸沢カールでテント情で使うトイレは近くの涸沢ヒュッテのトイレに行きます。
トイレは一般の人だと1回100円(御宿泊、テント泊の方は無料)必要です。
山小屋ですから水洗トイレではありませんが明るくてきれいなトイレです。
向かって右から入ると男性用の小便器がありますので男性は右からが良いです。

女性は左から入る方が鏡や水道も二つありますのでお勧めです。
トイレの通路や手を洗ったり鏡を使うところはこんな感じです。


引用元:https://www.ikasaan.com/karasawa-camp/
涸沢ヒュッテ
390-1516 長野県松本市安曇4469-1

涸沢ヒュッテのトイレ画像は

涸沢ヒュッテ本館の中にあるトイレはこのように洋式トイレで明るくてとてもきれいです。
便座もあったかくて寒い日はありがたいです。

テントで泊まる人もこのトイレを使うのでトイレ待ち時間は1時間かかるほどの行列ができるので早めに行動するようにしましょう。


引用元:https://funq.jp/peaks/article/565334/#i-7
10月の紅葉時期の連休はめちゃくちゃ混みますからトイレ渋滞は
免れません
洋式トイレはニオイがやや気になるかもしれませんが雪の日でも中は暖かくてきれいです。

ちなみに涸沢ヒュッテのトイレは洋式ですので洋式トイレでなれている人は足がしびれてとても立つ時が辛かったと主負います。
モルゲンロードを見るために早朝4時から大渋滞で水分の取りすぎには十分気を付けましょう

朝起きると人はごく自然にトイレに行くのですがトイレの前には大行列です。1時間待ちです。
念のため、携帯トイレ持参
涸沢のテントは1000張を超え、隣のテントと張り綱が交差するくらいビッシリとテントが並びます。
もう猫の額ほどの隙間もありません。
そして、一度テントを離れると、自分のテントが分からなくなります。
涸沢の中で迷子です。
特に夜などは、トイレに行ったが最後、自分のテントを見失います。
ストックとバンダナで旗でも作って立てるとか、赤や青の色の違うライトをつけておくとか、何か目印をつけておいた方がいい

涸沢テント情から涸沢ヒュッテ本館のトイレまでの時間と距離

涸沢テントで泊まる人はトイレの場所やトイレまでの距離を把握しておきたいと思うので
紹介しておきますね、距離は120メートルで時間にして3分です。

夜は岩場で暗いので懐中電灯は持参した方がいいでしょう。

涸沢ヒュッテでのトイレ利用者の声

朝の4時から周りの人がが起きだして

トイレの混雑ぶりにもう嫌だという声があります。

夜間のトイレは迷子予防すること

何しろテントが1000張りもあるとレンタルしたテントは同じものばかりで
トイレに行くのは良いが戻るときに迷子になるので何か光る印をつけていくのが
迷子を防止するのに必要ですね。


ということで夜にトイレに行くと帰り自分のテントに戻るのが分からなくなってしまうので
大変困るんですよね。そんな時にたった100円でピカピカ点滅するライトをテントに着けてはいかがでしょうか?2個で送料込みで100円なのでよろしければどうぞ!

携帯トイレは持参しよう

いざというときのためにも携帯トイレは持参するべきだと思います。

涸沢カールへ初心者で日帰りはできる?

涸沢カールは長野県松本市の上高地から歩いていく方法が基本なのですが
その距離と所要時間について細かく紹介していきます。
上高地バスターミナルから涸沢までは歩いていくのですが
距離にして約15km、標高差は約800mで所要時間は6時間かかるのです。
近県からならまだ近いですが都会から上高地まで来るには交通費が安いのは

新宿から上高地への直行バスさわやか信州号
WEB決済・コンビニ決済スタンダードで6,600円~10,400円
大阪から上高地への直行バスさわやか信州号
WEB決済(クレジットカード決済)スタンダードで7,600円~11,400円

上高地から涸沢カールまで

【コースタイム目安】

上高地バスターミナル(河童橋)
 ↓(平坦:約1時間)
明神
 ↓(平坦:約1時間)
徳沢
 ↓(平坦:約1.1時間)
横尾
 ↓(登り:約1時間)
本谷橋
 ↓(登り:約2時間)
涸沢

というように6時間はかかりますので足腰が丈夫で歩きなれている人でないと
途中でリタイヤするしかなくなりますのでまずは自分の体のレベルの確認が必要になってきますね。
日帰りとなるとこの倍の時間の12時間が必要なのです。
朝の5時台には上高地バスターミナルを出発して涸沢まで到達して
17時台には上高地バスターミナルに戻ってこないとここから帰るのに時間がかかります
どこかの日帰り温泉にでも入ってマイカーで沢渡大橋近くの駐車場に車を置いておいて
自宅まで変える方法がベスト。

まさに1日中12時間以上歩いても車を運転して帰れる人でないと日帰りはできませんね
超ハードな一日ですのでトイレに行く時間も惜しむくらいの時間配分と綿密な準備が必要ですので
初心者ハイカーには少し難しく思えます。