侮辱罪とは何かを初心者でもわかりやすく説明!慰謝料の相場や時効についても

侮辱罪(ぶじょくざい)とは何か

近年、ツイッターやフェイスブック、lineなどSNSの発達とともに誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)問題が社会問題になっていますが最近は「侮辱罪」という言葉を聞くようになりました。

だれでも侮辱罪は起きうるのではないか?と思いましたので「侮辱罪」についてわかりやすく説明しようと思います。

侮辱罪どんな罪なの?

侮辱という言葉を調べると相手を軽んじてはずかしめることとあります。つまり人が嫌がる言葉で
相手をバカにしたり、恥ずかしくなるようなことを言い、傷つけることです。
「お前はブスだ」とか「お前はデブだから生きてる価値がない」とか相手を見下げたり
嫌な思いをさせることですね。
具体的には
「役立たず」「バカ」「チビ」「くさい」などきりがありませんね。とにかく人が嫌がる言葉で
見下げることすべてです。

法律では刑法第231条というのに次のように書かれています。

第231条
事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。

侮辱罪が成立する条件は3つ

侮辱罪が成立する条件が3つあるのでその条件について紹介していきます。

条件1 公然の場所

侮辱罪が成立する条件とは何かというと個人同士が1対1で人が相手に侮辱しても
侮辱罪にはなりません。

侮辱罪が成立する条件は「公然」という場所で人を侮辱することです。
それは誰でも見れるインターネットのツイッターやフェイスブックやウェブサイトなどへの投稿でだれでもが人を侮辱した言葉が確認できて見ることができる場所です。
いわば、公衆の面前で人を侮辱することが条件です。

条件2 事実を示さない

具体的に事実を示すことなしでただ相手を侮辱することです。

「お前はバカだ」は侮辱罪になるのですが「お前はバカなくせに親のコネで大学に合格した」になると
「大学に行っている」事実が含まれているのでさらに重い名誉棄損罪に当てはまります。

ですから、単に人を見下げてイヤーな思いにさせることです。「キモイ」「汚らしい」 「のろま」など事実に関係なく見下げる悪態をいうことです。

条件3 侮辱

侮辱する言葉を相手に浴びせて侮辱する行為そのものです。

以上の条件が3つ揃うと侮辱罪が成立します。

侮辱罪はどんな刑罰を受けるの?

現時点の侮辱罪の刑事罰は刑法で最も軽い「拘留(30日未満)または科料(1万円未満)」ということなのですが、インターネットの誹謗中傷で2020年5月、女子プロレスラー、木村花さんがテレビ出演していた時に誹謗中傷を受けて亡くなった事件があり、インターネットのSNSで侮辱罪行為をした男性2名が受けた刑罰は罰金9000円だけで済んでいたのです。

このことが人を死に追い込んでおいてたった9000円でいいのかという声が高まり、刑罰の厳罰化が検討されることになりました。

明治40年の刑法なので古いと考えねばいけないですよね。

侮辱罪の慰謝料の相場

侮辱罪にあたる場合の慰謝料の相場は10万円程度で民事上の損害賠償での金額としては定額になりますね

侮辱罪の時効は何年くらい?

今までは誹謗中傷の投稿をみて告訴したいと思う芸能人も多いのですが侮辱罪には時効という期限があります。現在は侮辱罪の時効は1年です。
侮辱された人が犯人を捕まえたくても1年過ぎてしまうと犯人を見つけても告訴できません
インターネット上に掲載されている間は犯罪が継続しているとみなされます。

しかし現在はその罪が重くなり、法制審議会が改正を検討していて、「拘留(30日未満)か科料(1万円未満)」というのが重くなり、「1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金」に法律が改正される方向に進んでいます。

罪の厳罰化が行わると時効が現在の1年から3年へと変わることになるのです。

まとめ

侮辱罪とは人を見下げて傷つける行為です。

侮辱罪が成立する条件は3つ
1 公然の場所、公衆の面前で
2 事実に関係なく
3 人を侮辱する

侮辱罪の慰謝料の相場は約10万円
時効は1年ですが法改正で3年になる可能性が高い。

ということですね。
お互いにインターネットの誹謗中傷は絶対に行わないようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。