鬼滅の刃の累の過去とは?父と母を殺して家族に執着した理由は?

鬼滅の刃 那田蜘蛛山の12鬼月 累

炭次郎が初めて出会った12鬼月は、下弦の伍の累(るい)だった!

塁は蜘蛛の鬼で自在に糸を離して相手の体を切り刻む恐ろしい血鬼術を使いこなす!

累の必殺技

炭次郎の刀である日輪刀も折ってしまう糸は鋼鉄以上の硬さであるため炭次郎も禰豆子も大苦戦させられた!
その累の技の種類は

刻糸牢(こくしろう)
蜘蛛の巣状の糸で相手を包囲し、切り刻む。

殺目篭(あやめかご)
刻糸牢より狭い篭状の空間に相手を閉じ込め、確実にとどめを刺す。

刻糸輪転(こくしりんてん)
竜巻のごとく渦を巻く最硬度の糸が襲い掛かり、相手を跡形もなくバラバラにする。

累の過去とは?

累は人として生まれたときから、病弱で歩くことも何もできなくて、寝ているばかりだった。

本当の名前は綾木(あやき)累で父と母との3人家族だった。

鬼舞辻無惨との出会い

そんな頃に鬼舞辻無惨が現れて、「可愛そう私が救ってあげよう」と言い、無惨の血を分け与えられて鬼にされてしまい、強靭な肉体を手に入れた。

しかし、日に当たることもできず、人間を食う鬼になったことで両親は絶望し、ある日客人を襲って殺してしまう累をみた父親は累を殺して自分も死のうとした。
母親もそれをただ泣きながら見ている状態だった。

塁は自分は父と母とはこんな絆だったのかと両親を殺害してしまうのだが、死ぬ間際に母親が「丈夫な体で産んであげれなくてごめんね」と言い死んだ。

それを見て塁は悔やんで悲しかった。自分の手で両親を殺してしまったことが切なかったのだ。

家族の絆に拘るのはなぜ?

塁は両親の気持ちが自分を殺したあと、両親も死を覚悟していたことをあとで知り、思い悩むのだった。
しかし、鬼舞辻無惨には殺しにきた親が悪い!鬼として強く生きろと鬼殺隊を殺せと言いくるめられる。

亡くした家族の虚しさが、募るばかりだった。

こうして、塁は偽りの家族を持ちたいと力で押さえ込まれた偽りの家族を持つことに拘るのだった。

これを炭次郎に強く否定され、塁は激怒して攻撃するのだった。

塁の最後のセリフ

火の呼吸で炭次郎は塁の頚を切ったかにみえたが、それは、塁が自分で糸で頚をを切ったのだった。

復活した塁は再度怒りを表して危うく炭次郎と禰豆子が殺されかけたとき、富岡義勇が参上し、十一の呼吸凪を使って塁の糸を切って一瞬で塁は義勇に頚を切られたわけだった。

切られたあと、塁の過去のあったことが回想されて、父と母に「ごめんなさい」と繰り返し繰り返し詫びるのだが、両親はとがめることなく、地獄まで一緒に行くよって答えている場面が可愛そうにならない。

鬼になったことで両親との絆を見失ってしまったことに塁は深く反省するのだった!